真菰(まこも)について
みなさんこんにちは〜〜〜〜(・ω・)ノ
マコトモブログ管理人、みっちゃんです〜
今日はざっくりとした真菰の紹介をしまーす。
真菰という植物
真菰は、イネ科の多年草の植物で、池や沼などの水辺に生息し大きな稲のような姿で2m以上成長します。アジアにおいて古くから食料や工芸の材料、また神事において使われています。
神話時代からその実在が知られており
日本最古の書物
『古事記』
『日本書紀』
『万葉集』などにも登場します。
そして神の草とも呼ばれ
お釈迦様が真菰で編んだむしろ(寝床)に病人を寝かせて治療されたという話や
昭和天皇が崩御され、遺体を納めた棺の下に真菰がびっしりと敷き詰められたという話もあります。
また出雲大社では、毎年6月に「涼殿祭(すずみどののまつり)」という、いわゆる真菰まつりというご神事が行われており、本殿のしめ縄には真菰が使われています。
身近なところでいえば、お盆の時に季節の食べ物や故人の好物をお供えする時、下に引くゴザやご先祖様を送り迎えする牛や馬が真菰で作られていたりします。
昔から、日本人の暮らしと切っても切り離せない存在であった植物
それが “真菰” なのです。
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